認可保育園に入園させたい!まずは自分の点数とボーダーラインを知ることが重要

認可保育園に入りたいという思いが出てきたら、いよいよ行動です。

でも、いきなり認可保育園の見学を行うことはお勧めしません。
多くの場合は、認可保育園に入れるか、入れないかの瀬戸際です。
人気がある園は、以下で説明する先行指数が高い人で埋まるため、入れる可能性が極めて低い園を見学することになるかもしれません。

まずは、情報収集を行い、自分の子供が認可保育園に入れそうかどうか、現状を把握しましょう。

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情報収集の流れ

  1. 保育園入園案内等の入手
  2. 申込締切日の確認
  3. 自分の選考指数を計算
  4. 保育に関する統計情報の入手

入園案内等の入手

区役所や市役所、またはそれらの出張所で入手できる場合が多いと思います。
僕の自治体では、入園案内と保育園紹介の冊子が別になっていましたので、忘れずに両方もらいましょう。

webでPDFファイルを取得することもできると思いますが、手元で何度も見ることになるため、冊子があった方が便利です。
一度webで斜め読みしておいて、冊子を取りに行った時に気になった点を質問するのも良いと思います。

この時点の案内が、自分の子供を入園させたい年月に対応しておらず、1年古い可能性があります。
例えば、僕の自治体では、翌年の4月入園用の案内は9月頃に
しかし、毎年大幅な変更があるものではないので、早めに取りかかる方が良いと思います。
もちろん、変更がある場合もあるのですが、そこは割り切って進むしかないかと思います。

申込締切日の確認

4月入園を希望する場合は、11月~12月までに申込みが必要な場合が多いかと思います。

僕の自治体では郵送やFAXでの受付をしていないため、必ず一度は区役所に行くことが必須でした。
しかも、基本的に平日の9時から17時までしか受け付けてくれません。
2日間くらい、土日の受付日がありましたが、僕は平日に行きました。
提出する時点で奥さんが仕事復帰している場合、夫婦のいずれかが仕事を休む必要があります。
仕事の調整も必要になるかもしれませんので、いつ、誰が申込書を提出しに行くのか、事前に決めておかれることをお勧めします。

締切までに準備をする必要がある書類のうち、作成に時間を要するものもあります。
例えば、勤務証明書や認可外保育園に預けている場合はその証明書等です。
特に、自営業やフリーランスの方は、勤務証明書を自分で作成する必要があります。
僕の自治体では、自営業やフリーランスであること自体は選考に不利になりませんが、平日働いていることをしっかり証明できる内容にしなくてはいけません。
会社員の場合は、会社の管理部門に対応してもらえるはずですので、楽です。
このような準備にかけられる時間がどれくらいあるかを把握するためにも、申込締切日をまず確認しましょう。

自分の選考指数を計算

多くの認可保育園の選考においては、世帯ごとの選考指数を算出し、その指数が高い人から順番に入園できる仕組みになっています。

東京23区内の場合、選考指数は基準指数と調整指数(加点・減点)の合計値となります。
指数が同点の場合は、別途定められた優先順位に従うことになります。
なお、基準指数、調整指数等、呼び方は自治体により異なります。

入園案内に選考指数の表があると思いますので、そこを参照して自分の選考指数を計算しましょう。
以下に一般的な指数を決める要因や優先順位を記載します。

基準指数を決定する主な要因

・勤務形態(会社員等の外勤か自営業)
・1週間当たりの労働日数と労働時間
・障害の有無
・介護の有無

調整指数を決定する主な要因

・妻が育休明けの復帰
・認可外保育施設の利用状況
・兄弟の有無
・ひとり親世帯か否か
・生活保護受給世帯か否か

優先順位の主な要素

・指数合計のうち、基準指数が大きい
・保育料の階層が低い(≒住民税が小さい)
・認可外保育施設の利用期間が長い
・当該自治体での居住年数が長い

これらのうち、重要視されるもの(点数の高さや優先順位)は自治体により異なります。

保育に関する統計情報の入手

自治体のホームページから、保育に関する統計情報を入手しましょう。

統計情報から、認可保育園に入園できた人のうち、一番多い選考指数の値を把握します。
過去の指数であるため、その点数であれば絶対に入れるわけではありませんが、ボーダーラインは大きく変わらないので非常に重要です。

統計情報がない場合は、窓口に問合せて確認しましょう。

まとめ

ここまでで、自分の選考指数とボーダーラインが分かったかと思います。

もしこの時点でボーダーラインを超えていれば、その後の保活は楽かもしれません。

しかし、多くの方が、ボーダーラインの指数と同じになるのではないでしょうか。
その場合、認可保育園に入れそうか、より詳細に考えていく必要があります。

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