1日たったの10分、お風呂で簡単に覚える!数字・ひらがなの勉強法

あいうえお表 子育て

現在、息子は3歳3か月なのですが、数字とひらがなを読めるようになりました。

数字は1~100までマスターしました。ランダムに指さした数字を読んだり、何も見ずに1から100まで通しでしゃべったり、モノを数えるところまでいきました。

ひらがなについては、小書き文字(「ゃ」「ゅ」「ょ」)や促音(「っ」)を除けば、完璧。
これらが入っていても、読めることが多くなってきました。

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数字やひらがなは何歳から読める?

2007年5月から2008年3月にベネッセが行った〈こどもちゃれんじ〉「発達段階調査」というデータがありました。
この中には、ひらがなを「全部読める」子の割合と「全部書ける」子の割合が記載されています。

■ひらがなの発達

「全部読める」
子の割合
「全部書ける」
子の割合
2歳 6% 2%
3歳 21% 2%
4歳 64% 57%
5歳 85% 57%
6歳 90% 76%

※出典 〈こどもちゃれんじ〉「発達段階調査」。たおモードにて加工

4歳になると半数以上の子供が、読み、書きともにできるようになっています。
お友だちと比較するのは良くないと思いつつ、やっぱり気になりますよね。

数字については、きれいにまとまったデータが見当たりませんでした。

勉強を始めたきっかけ

僕が漠然と、

「小学校に入った時に、文字が読めないで、勉強につまずくかもしれない」
「しょっぱなでつまずいて、勉強しない(できない)子になったらどうしよう」
「そろそろ文字や数字を読める頃かな」

など考え、勉強を促したことがきっかけです。
心配の方が少し大きいですね。

僕が子供の頃はというと、勉強しろと言われませんでした。
「子供は遊ぶのが仕事だ!」と。
それが理由か定かではないけれど、小学生のころは本当に勉強ができず、悔しい思いをしました。

そんな経験もあり、無理は良くありませんが早めに少しは勉強グセをつけて、苦労して欲しくないなと思っています。
文字や数字を読めないと、本も読めないし、どの教科の勉強もできない。
読みは勉強の基本になるから、多少スタートが早い方が良いと思いました。

 勉強場所はお風呂

子供に無理をさせないで、習慣にしやすい場所はどこか?
共働きで夫婦ともに忙しいため、僕らの時間をかけないためにどうするか?

お風呂に決めたポイントは、

・毎日必ず行く場所である
・毎日行く時間がほぼ同じ
・その場にいる時間の長さも毎日ほぼ同じ
・おもちゃなどの誘惑が少ない

という点です。

子供も親も、「毎日」「同じ」通過点なので、習慣にしやすいかと思いました。
そのせいか、「お風呂でお勉強しよう!」と言ってくれるようにもなりました。

勉強道具

相当、安く揃えました。

・数字表(100円)
数字表

・あいうえお表(100円)
あいうえお表

・磁気ボード(100円か200円くらい)
磁気ボード

数字の勉強法

うちの息子は、まず数字から勉強しました。
混乱するかと思い、ひらがなについては、数字がほぼ読めるようになってから始めました。

数字の一覧表で1から100まで数える

数字については、下のような流れで覚えさせてみました。

ステップ1:1から10まで
ステップ2:1から20まで
ステップ3:10の倍数(20から90まで)
ステップ4:21から50まで
ステップ5:1から50まで
ステップ6:1から100まで

数字ひとつずつ、つまり100個暗記するのは難しいと思いましたので、読み方の法則を教えることも念頭に進めました。

・ステップ1とステップ2はひたすら発声して丸暗記
・ステップ2とステップ3で法則(二桁の読み方)に慣れさせる
(「こっち(左)の数字に『じゅう』って付けて言うんだよ」と)
・ステップ4は、法則を踏まえて練習。丸暗記の20までとは違って、法則で分かるように繰り返し練習
・ステップ5以降は、通しで読めるように練習

十の位(左側)と一の位(右側)の入れ替わりに注意

一通り読めるようになるのですが、十の位(左)と一の位(右側)を入れ替えて読んでしまうケースも良くありました。
例えば、95「きゅうじゅうご」を「ごじゅうきゅう」といった具合です。

僕は「お箸を持たない方(左)に『じゅう』って言うんだよ」と繰り返し教えていました。

ついでに、右と左についても、少し勉強しました。

ランダムに書いた数字を読ませる

日常生活では数字の表はありません。
それなので、表を使わないで、見た数字を発声できるように練習しました。

1から100までの数字を適当にボードに書く→発声→修正指摘→・・・の繰り返しです。
この練習では、十の位と一の位が入れ替わるケースがよくありました。

個数を「数える」練習

数字が読めるようになっても、使いこなせないといけません。
そこで、個数を数えられるようにしたいと考えました。
ボードに「〇」印を書いて、その個数を数えさせてみました。

これはやってみて気付いたのですが、動かないものでも目で追っていくのが難しいようです。
例えば、「〇」を上下5個ずつ、2列できれいにそろえて書いても、どこか飛ばして読むことがよくありました。

「〇」は飛ばしていても、数えている数字を飛ばすことほとんどありませんでした。この練習は、結果的にものを目で追う練習がメインになった気がします。

ひらがなの勉強法

あいうえお表の「あ」から「ん」まで読む

まずは「あ行」、それができてきたら「か行」というふうに進めました。

毎日、必ず表の右上(「あ」)から始め、徐々に「か行」「さ行」・・・までと、広げていきました。

「今日は『か行』だけ」ということはなく、必ず「あ行」からやりました。
それは、常に並行して復習もしておきたいと考えたからです。

また、読むときは、あいうえお表の絵の頭文字との関連付けをすると、覚えやすいようです。

息子の保育園には、各自のタオルをかける場所などに、果物や虫のシールが張ってありました。
それなので、「『め』。〇〇ちゃんのめろん」というように勉強すると、息子の気持ちも乗ってきてよかったです。

ランダムに書いたひらがなを読ませる

やり方は数字の勉強法と同じです。

ただ、数字よりも、相当苦戦しました。
なぜかというと、表の順番で覚えているので、ひらがな単独だけだと上手く答えられないのです。

例えば、「あ」の次は「い」だと思い込んでいるので、「あ」の次に「う」と書いたのを読ませると「い」と答えます。

いま振り返ると、あいうえお表にかける時間をもう少し減らし、絵付きのかるたなどで順不同で勉強する時期を早めた方が良かった気がします。

ご褒美は車や飛行機の絵

「これが読めたら、バス描いてあげる!」と言うと、やる気が沸いてくるようです。
ボードに描いてあげました。

番外編:ナンバープレートで勉強

保育園の行き帰りの道中で、そこら辺に止まっている車のナンバープレートを読んで遊びました。
数字もひらがなも同時に勉強できて、一石二鳥。

復習はできるだけ多くした方が良いと思うので、お風呂での勉強を手間なく補完できたと思います。

川崎ナンバーの「川」の部分を「いち、いち、いち」と読んでいて、笑いました。

読めても、全く書けません

〈こどもちゃれんじ〉「発達段階調査」と同様に、読めても、書けません。
数字の1とひらがなの「つ」が、「見ようによっては書けているような気がする」というレベルです。
書けるようになるには、線や円を書く練習をもっとたくさんしないとダメそうでした。

まとめ

子供の性格にもよりますので、何が教え方の正解かは難しいですが、何か参考になればとおもいます。

今では自分から「〇〇って書いてあるよ!」と教えてくれるようになりました。

とにかく焦らず、お友だちと比べないで、子供のペースに合わせて進めていきます。

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