コトカル(cotocul) 小さな財布のレビューです。以下に該当する方には、ぴったりの財布です。
- コンパクトな財布が欲しい
- お札は折り曲げたくない
- 小銭とカードもちゃんと入る
- 男性、女性、双方にとって種類や色が豊富
レビューだけでなく、おすすめの購入場所も紹介します。

コトカル(cotocul)とは
コトカルは、株式会社京でんが展開するブランドです。
京でんは、京都の素材や日本の伝統技術で作られた衣料品や雑貨の卸・販売会社。
衣料品は、和柄ジーンズやTシャツなどを展開しています。
そんな京でんが立ち上げた革小物のブランドがコトカル(cotocul)です。
コトカルとは造語で、「古都(コト)」、「culture(カルチャー)」を組み合わせた言葉です。
古都である京都から世界に発信するブランドを作るという思いがあります。
コトカルの革小物には、以下の商品があります。
- 小さな財布
- 長財布
- ラウンドファスナー長財布
- 小銭入れ
- 名刺入れ
- iPhoneケース
コトカル 小さな財布 使用レビュー
小さな財布には、素材により複数のモデルがあります。
僕は「ルガトショルダー」という、牛のショルダー部分の革で作られたモデルを購入しました。
この記事では、ルガトショルダーのモデルについてレビューしますので、質感は他のモデルと異なると思います。
それでも、大きさや形はどのモデルも同じため、他のモデルの購入を検討している方にも、参考にしていただけると思います。
なお、各モデルの特徴については、この記事内の別項目で紹介します。
外側の見た目
ぱっと見は、普通の小銭入れに見えます。
サイズは縦8cm×横9.9cm×厚み2.5cm。小さいので、指だけでも楽に持ち運び可能。
外観のポイントは模様。
不規則な線形というか、まだら模様というか、この独特な模様に惹かれ、ルガトショルダーのモデルを選びました。
写真より実物の方が、もう少し模様が見えやすいです。
外側の革は硬めで、つるつるしています。しっとりした感じはないです。
側面です。
横から見ると、厚みがある側は100円玉の直径、厚みが少ない側は1円玉の直径くらいの厚みです。
使っているうちに、もう少し薄くなりそうな気はします。
内側の見た目
ふたを開いた状態です。
違う角度から見た状態です。上から、カード入れ、小銭入れ、お札入れです。
ふたを開けるだけで、カード、小銭、お札入れにアクセスできます。
透明のシートはクリアガイドといって、お札を滑らせて収納しやすくする役目があります。
カード、小銭入れ部分は、ざらざらした質感です。
ふたの内側部分です。ふたはボタンで留めます。
ボタンの固さは、固すぎず、ゆるすぎず、ちょうど良いです。
お札の収納
お札を入れる場所は、コトカル 小さな財布の一番の特徴です。
お札は折ることなく、財布の外側を囲むようにして収納します。
思っていたより、スムーズに収納できます。
クリアガイドがあると、滑りやすくて、収納しやすいです。
財布の丸まっている部分に沿うように入れられるかちょっと心配でしたが、スムーズに収納できます。
スムーズに入れられる理由は、思ったよりもお札が急カーブせず、平らに近い形状のまま滑っていくためです。
クリアガイドの内側だけでなく、外側にも入れられます。お札を用途別にわけたり、レシートを入れることができますので、使い勝手が良いです。
お札は公称で約25枚収納可能。僕の用途では、お札を25枚も入れる機会は無いですが、10枚は楽々収納できました。
小さい財布にも関わらず、お札を折らずに済むところが良いです。
小銭の収納
思ったよりも、浅いというのが最初の印象です。
でも、浅いわりには、たくさん小銭が入ると感じました。
小銭の取り出しやすさ、入れやすさについては、普通です。
小銭は公称で約25枚収納可能。何円を何枚入れるかで、変わると思います。
15枚~20枚ぐらいを数回、適当に入れたところ、ふたは閉まりました。25枚も無理ではない枚数だとは思います。
カードの収納
カードは、蛇腹の隙間に挟むように入れます。
内側の2枚については、どのカードなのかが一目でわかりますし、すぐに取り出せるので便利です。
一方、内側の2枚以外(カードの表面が見えないところ)のカードは取り出しにくいです。
取り出しにくい理由は、蛇腹にぴったりとカードが挟まれているため、パラパラめくれないからです。
頻繁に使うカードの枚数が3枚以上あると、ちょっと不便に感じます。
カードの収納可能枚数については、公称で約10枚です。クレカのように厚みがあるカードを10枚入れようとするときついです。
ただ、小銭やカードを入れる部分の革は、薄くて柔らかいので、使っているうちに伸びて収納しやすくなる気がします。
携帯性
携帯性は良いです。もっと小さい財布もありますが、上記の収納力にしては小さいので、持ち運びが楽。
着物を着る時のバッグのように、すごく小さいバッグに楽々入ります。バッグの選択肢が広がりますね。
スーツのシャツの胸ポケットにも入ります。無理に押し込まなくてもストンと入ります。
私服で着るようなシャツでは入らないものもありましたので、そこは要注意です。
また、スーツの裏ポケットにも入ります。ただ、結構膨らみますので、裏ポケットは一時的に入れておくくらいが良さそうです。
コトカル 小さい財布 おすすめの購入方法
コトカル 小さい財布は、公式サイトだけでなく、Amazonでも購入できます。
Amazonの購入ボタン近くには、「この商品は、㈱京でん が販売、発送します。 」とありますので、購入する入口が違うだけで、販売元、発送元は同じです。
でも、コトカルの小さい財布については、Amazon経由で購入するのがおすすめです。
購入前にメーカーに確認したところ、Amazonの場合は、指定の時間(うる覚えですが14:00)までにあった注文は、当日中に発送しないといけないというルールがあるそうです。
公式サイトよりも、Amazon経由で購入した方が、発送までの時間が早いとおっしゃっていました。
(Amazonに参加する全ての販売店に対するルールなのか、京でんとの個別契約内容なのかは分かりません。)
実際、Amazon上で注文を済ませた後、日付と時間指定をすることで、午前中に注文してから、翌日には自宅(東京)で受け取れました。
なお、Amazonのプライム会員ではありません。
Amazonもホームページも価格(送料込み)は同じため、気に入ったモデルの在庫があれば、Amazonで購入する方が良いです。
コトカル 小さい財布の種類・販売先リンク
以下で主なモデルの特徴と購入できるリンクを紹介します。
大きさや容量は同じで、色、素材が違っています。
コトカル 小さい財布 ルガトショルダー
僕が購入したモデル。
牛側の中でも、ルガトショルダーという革を使ったモデルです。
色 | 紺、赤、緑、黄、茶、焦茶、黒 |
素材 | 牛革 |
大きさ | 縦8cm×横9.9cm×厚み2.5cm |
容量 | お札 約25枚、コイン 約25枚、カード 約10枚 |
原産国 | 日本 |
コトカル 小さな財布 ぼかし染め
グラデーションがキレイな外観です。
色 | 空色、山吹色、草色、土色 |
素材 | 牛革 |
大きさ | 縦8cm×横9.9cm×厚み2.5cm |
容量 | お札 約25枚、コイン 約25枚、カード 約10枚 |
原産国 | 日本 |
コトカル 小さな財布 クロコぼかし染め
「クロコ」なしのぼかし染めと色展開は同じですが、加工が違うのでだいぶ色の印象も違います。
色 | 空色、山吹色、草色、土色 |
素材 | 牛革 |
大きさ | 縦8cm×横9.9cm×厚み2.5cm |
容量 | お札 約25枚、コイン 約25枚、カード 約10枚 |
原産国 | 日本 |
コトカル 小さい財布 黒桟革
コトカルの小さい財布の中で、一番高級なモデルです。
姫路産の希少レザー「黒桟革(くろざんがわ)」を使用しています。
色 | 黒、本藍(青)、杜若(紫) |
素材 | 牛革 |
大きさ | 縦8cm×横9.9cm×厚み2.5cm |
容量 | お札 約25枚、コイン 約25枚、カード 約10枚 |
原産国 | 日本 |
コトカル 小さい財布 箔押し
シボ(シワ)があるデザインです。ラメっぽいので、女性にぴったりです。
色 | ゴールド、シルバー、ブロンズ |
素材 | 牛革 |
大きさ | 縦8cm×横9.9cm×厚み2.5cm |
容量 | お札 約25枚、コイン 約25枚、カード 約10枚 |
原産国 | 日本 |
まとめ
僕が小さい財布を探していた時の悩みは、小銭の収納とお札の収納のバランスでした。
小銭入れが小さすぎたり、お札を折ることになったり、お札がむき出しになってしまうような財布が多いと思います。
コトカルの小さい財布は、このような悩みを解決してくれました。
極小とまでは言えませんが、コトカルは財布を小さくしたい人におすすめです。
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