人形町(水天宮前)のとんかつ屋、三友に行きました。
三友はカキフライが有名なお店。僕はカキのシーズン終了後に行ったので、とんかつを食べてきました。
この記事では、三友の店内の雰囲気や料理(とんかつ)の味をレビューします。
僕は、とんかつ屋の評価にあたっては、さぼてんを基準にしています。よくショッピングセンターとかデパートに入っている、あのさぼてんです。
きっと、一度は行ったことがある人も多いと思います。そこを平均値として、比較します。
三友 お店の様子・雰囲気
まず、第一印象は、「狭い」です。お店の外から見た間口は狭く、お店の中も結構狭いです。
席は、カウンターに6席、奥にお座敷がありました。
入口すぐの場所に空いていたカウンター席に着席。一人あたりスペースも狭い。
僕は細身の方ですが、それでも狭い。この窮屈さを帳消しにできるくらい、味が美味しければ問題ないと期待しながら、料理を待ちます。
ちょっとネガティブな印象から始まりましたが、お兄さんは愛想が良かったです。宮川大輔さんに似てると思いました。
お兄さん以外は、おばあさん、お母さんらしき人がいて、合計3人でお店を回しているようです。
おばあちゃんがお会計を違えそうだったので、お兄さんが横からフォローしていました。
お店の中はわりと静かでしたが、居心地が悪い静けさではありませんでした。
持ち物の置き場
僕は床にカバンを置きたくないのですが、三友はモノを置くスペースが狭いです。
テーブル下の荷物置きは、奥行き、高さともに短いため、普通のビジネスバッグを置くのは諦めました。
結局、イスの背もたれと背中の間に置いくことに。背もたれは低いので、縦に長いカバンだと上手く置けなさそうです。
三友の待ち時間
11時50分頃に入店。行列はなし。カキフライの時期以外は、人気ないんですかね。
並ばないで良かったと思っていたら、料理が出てくるまで25分くらい待ちました。
とんかつは時間がかかる食べ物と認識していますが、こんなに待たされたとんかつ屋ははじめてです。
ちょっと、イラッときました。
まあ、美味しければ許せると言い聞かせ、がまんがまん。
三友のとんかつ 実食レビュー
メニューです。僕はロースカツ定食(1280円)を注文しました。
ロースカツ定食の全体像。この画像は一切れ食べた後です。
ロースカツ、ご飯、キャベツ、漬物、ひじき、みそ汁です。
第一印象は、ころもが黒っぽい。食べたくないレベルではないです。
切り口です。厚みは普通です。厚切りが良い人は、「厚切りロースカツ定食」(1680円)が良いかも。
普通のロースカツの歯応えはまずまず。肉の固さも普通です。柔らかいとは言えませんが、食べにくいこともないです。
衣の食感は、サクッとしていて良かったです。ただ、ころもが黒っぽい時点で予想できましたが、焦げた風味というか、雑味というか、余計な味が少しします。
右側の二切れは、ほぼ脂身。これは運ですが、お肉のところだったら良かったなと。
ご飯は普通よりは微妙。ちょっと硬いとこあり。
キャベツ。鮮度とシャキシャキ感は、悪くありません。個人的には、もっと細かい千切りが好みですが。
ひじきは、作り置きしてありました。
他のおかずは、良くも悪くも特筆すべき点はなかったです。
三友とさぼてんの比較
僕がとんかつの基準にしているさぼてんと比較すると、確実にさぼてんの方が良いです。
まず見た目について。さぼてんのとんかつは、ころもがキレイな色に揚っています。
味のレベルとしては、若干さぼてんの方が上かなと思います。
ご飯はさぼてんの方が美味しいです。麦ごはんも選択可能。しかも、さぼてんは大盛やおかわり無料です。
あと、さぼてんのキャベツの千切りは、かなり細かく切られています。細かい千切りの方が甘みを感じます。ドレッシングも美味しいです。キャベツもおかわり無料。
さぼてんは、店内が広めの店が結構多いので、窮屈な思いもしません。ベビーカーごと入れる店も多いです。
三友へのアクセス
東京都中央区日本橋人形町1-10-8
東京メトロ日比谷線【人形町駅】徒歩2分
東京メトロ半蔵門線【水天宮前駅】徒歩3分
都営地下鉄浅草線【人形町駅】徒歩4分
電話番号:03-3666-1684
営業時間:11:00~14:00
定休日:土曜日、日曜日
※祝日が定休日かどうか、夜の営業有無については、よく分かりませんでした。
まとめ
窮屈な思いをすること、料理の提供時間が遅いこと、値段に対する味のレベルを踏まえ、僕は三友でとんかつをたべることはおすすめしません。
人形町への観光ついでに三友へ寄る人がいるかもしれませんが、限られた時間で行くのはもったいないと思います。
三友でとんかつ食べるよりは、他の地域でも行けるさぼてんに行った方が良いです。僕は、もう一度、三友に行くことはないです。
今回はとんかつの話なので、人気のカキフライは美味しいのかもしれませんが。
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