「どうしても子供を連れていけない用事がある」
「絶対に外せない仕事があるのに子供の熱が出た」
「認可保育園入園のために、認可外加点が欲しい」
こんな時、ベビーシッターの利用が思い浮かぶのではないでしょうか。でも、ベビーシッターって、すごくお金がかかりますよね。
そこで、ベビーシッターの料金を安くする方法を紹介いたします。
※認可保育園入園のために、なぜベビーシッターの利用が必要なのかは、以下の記事をご覧ください。世田谷区と記載していますが、保活でのベビーシッター利用を考えている方には、その他の自治体在住でも参考にしていただけます。
・世田谷区 認可保育園 1歳児の点数(指数)を109点から110点にする方法。
ベビーシッター派遣事業の割引券の利用
一言で言うと、ベビーシッターの利用1回当たり2200円を助成してもらえる割引券です。
これがあるかないかでは、全然違います。
ベビーシッター派遣事業の概要
ベビーシッター派遣事業とは、ベビーシッター利用者に対して、利用料金を助成するための事業です。
子ども・子育て支援法で規定された事業で、公益社団法人全国保育サービス協会(以下、協会)が運営主体となっています。
この協会が助成のための割引券を発行します。
助成金の一部は企業が負担していて、大企業が割引額の10%、中小企業が割引額の5%を負担しています。
勤め先への割引券利用の申請が必要
割引券が利用できるのは、企業勤めのサラリーマン、学校法人の教職員、公務員等です。これらの勤め先が、協会から承認を得ることが必要です。
ご自身の勤め先が承認されていないかもしませんが、あきらめないでください。実際、僕の勤め先も当初は承認されていませんでした。そもそも、労務担当者がこの制度を知りませんでした。
その後、申請手続きをして承認してもらえましたので、相談してみることをおすすめします。
勤め先の負担が増えますが、企業の現預金からすると大きな額ではないので、渋られる理由はない気がします。
なお、残念ながら、自営業や個人事業主は利用できません。
ベビーシッター会社を選ぶ必要
一方、ベビーシッター会社もどこでもよいわけではありません。企業と同様に、協会から承認を得たベビーシッター会社でなくてはいけません。
協会HPの加盟会社リストにて、承認されているベビーシッター会社の一覧を確認することができます。
ベビーシッターの利用料は、基本的には時間当りの金額で決定されるので、安さに目が行くかと思います。
でも、「利用料高い+割引券利用可能」の場合と「利用料安い+割引券利用不可」の場合で比較をして決めないと損します。
また、後述する会社の福利厚生サービスも利用できるベビーシッター会社だと尚良いです。
福利厚生サービスの利用
勤め先が福利厚生サービスに加入している場合、ベビーシッターの割引を受けられる場合があります。
ベビーシッターの割引サービスがある主な福利厚生サービスは以下の通りです。
- 福利厚生倶楽部(株式会社リラックス・コミュニケーションズ)
- すくすく倶楽部(株式会社ベネフィットワン)
- WELBOX ウェルボックス(株式会社イーウェル)
僕の勤め先も、この中のサービスに加入していました。
ベビーシッター派遣事業の割引券と併用することができます。公表されていないため割引額は伏せますが、ベビーシッター派遣事業の割引額よりは小さいです。
まとめ
上記の割引券、特にベビーシッター派遣事業の割引券の効果は絶大です。
ほんの数時間預けたいという場合は、あまり費用がかかりませんし、長期間利用する場合は数万円単位で出費が抑えられます。
今すぐにベビーシッターを利用することはないと思ってる方が多いかもしれません。でも、ベビーシッターを利用したい時は突然来ることもあります。
あらかじめ勤め先に相談したり、どのベビーシッター会社を利用するかを検討しておくことをおすすめします。
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